かたたがえ

2018.3.21 さようならプラネタリウム ―当尾の里 加茂プラネタリウム館―

2018年3月21日、暦の上では春なのにこの冷たい雨と風。空も泣いているのでしょうか。この3月末で25年の幕を引いて閉館される京都府木津川市立加茂プラネタリウム館、それを惜しんで。プラネタリウ館に隣接されたこの山の家の広場で、昨年2017年...
かたたがえ

2018.3.11 昼は人が作り夜は神が作った ―八尾市立しおんじやま古墳学習館―

カメオのモチーフに太陽と月の神を並べたNight&Dayがあります。この勾玉ふたつ、今日訪れた八尾市立しおんじやま古墳学習館で私と息子が製作したNight&Dayです。 「旅は人を賢くさせる」と、宗教学者の中沢新一が言っていました。いつもと...
ならだより

2024.4.25 生きる意味をください 死にゆく意味をください 愛する意味をください それが嘘でもいい ―生誕1250年記念特別展 空海 KŪKAI 密教のルーツとマンダラ世界―

2024年4月25日、奈良国立博物館にて開催中の「生誕1250年記念特別展 空海 KŪKAI 密教のルーツとマンダラ世界」を観に行きました。木曜日の平日、ちょっとは混雑も回避できるかな、と目論んだわけです。しかし、奈良国立博物館はまだましで...
nara university

塩をひとさじ

©O-DAN 奈良大学通信教育部に2017年から通い、いろいろ実感を伴って知ったこと。高卒や大学中退など、3年編入を認められない方に、奈良大学通信教育部はおすすめできないということ。 先ず、何をもってして通信制大学に通いたいのか。もし、大学...
ならだより

2024.4.6 たましいのかえるところ ―牽牛子塚古墳と越塚御門古墳を訪ねて ―

2024年4月6日、大和飛鳥の石舞台、2年ぶりに春の明日香村サイクリングへ。薄曇りで、陽射しに苦しめられることもない、最適なサイクリング日和。 飛鳥川沿いに北上。ちょうど桜が見ごろ、眼福眼福。 見慣れた橘寺も、春景色は格別です。飛鳥のど真ん...
かたたがえ

2024.3.31 湖の都 覇王の無念

2024年3月31日、3年ぶりに琵琶湖のほとり三井寺へ。春まだ早き、桜のつぼみは硬いまま。 鐘楼、三井の晩鐘。近江八景の一つ。 鉄鼠、「比叡山摩訶不思議伝説ウォークスタンプラリー2024」の看板。あー、比叡山、ぜんぜん行ってへん。そろそろ行...
かたたがえ

2021.4.11 さざなみの都の鎮める寺

2021年4月11日、どうしても琵琶湖が見たくなり。晴れ晴れとした青空で道も混んでいるかと思いきや、スルッと三井寺まで着いてしまいました。 みんなえらいなあ、自粛してるんだ、と思ったのですが、なんのことはない、大阪や京都は人で犇めいていたそ...
かたたがえ

2018.7.15 湖国の入り口 石山寺

2018年7月15日、滋賀県の石山寺にお参りしました。3年前の2015年、滋賀県立近代美術館での志村ふくみさんの展覧会の帰り、この門前まで来ましたが、拝観時間を過ぎていたのでお寺に入れず。今回は朝早くから出発したので、お参りできました。 私...
nara university

笛でも吹きたい気分

©O-DAN あれほど夜空を軽快に走ったことはない 笛でも吹きたいくらいだった 山岸凉子『日出処の天子』 奈良大学通信教育部、卒業論文の草稿を提出し終えた瞬間、まさに解放区に移った心地。我が意のおもむくまま上弦の月夜を駆けぬけた厩戸王子さな...
書架

洪水神話 Mein Trauma

©Freepik 小松左京氏の小説『日本沈没』、これは、『漂流教室』『14歳』など楳図かずお先生の傑作群と比肩する、私のトラウマの原点。 Mein Kampf 我が闘争ならぬ、Mein Trauma 我が心的外傷。私は物心ついたころには既に...