ephemera ephemera エフェメラとは昆虫の蜉蝣を指し、その日限りの一時的な存在であることから、紙物のフライヤーやパンフレットなども意味する。ここではひとりごと、もしくは日記として括られる。
ephemera 散る花よ散る花よ皆面を上げ 生きていて良かったと思えるのは、これが今生の別れなのかもしれないと胸を裂かれる思いで離れた大切な人と、また再会が叶ったとき。この美しいピンクシルバー製の桜のネックレスは、10年以上前からお付き合いのある作家atmospherepeaceさん... 2025.04.04 ephemera
ephemera 春来る鬼 ⒸO-DANすみれの花の砂糖づけをたべると私はたちまち少女にもどるだれのものでもなかったあたし江國香織詩集『すみれの花の砂糖づけ』私の大切なひとの何人かは、50年も満たず、もしくは50代の渦中で、永遠の旅に立ち、私自身、彼らごと死を想って生... 2025.03.13 ephemera
ephemera 水に去った砂 手に残った金 ⒸO-DAN昨日とうとう、封鎖したブログの記事を移行し終え、そのアカウントを完全に削除したとき、肩の荷がひとつ降りたと、深呼吸しました。2017年12月から2023年5月までの300を優に超える膨大な記事の精査と移行、それを一年間でやり遂げ... 2025.01.14 ephemera
ephemera 2024.11.23 星のお茶会 古代びとからの贈り物 2024年11月23日、今年の勤労感謝の日のねぎらいは、星のお茶会。あこがれの和菓子司「御菓子丸」さんの、鉱物の実。このしつらえ、このおもむき、なんという美しさ。薄紙を破るのももったいない。黒文字を枝とした白い鉱物の実、素材は甜菜糖と寒天と... 2024.11.23 ephemeramy favorite
ephemera 優しき人は今いずこ 教えておくれ これは息子の5歳のお祝いに作ったオリジナルのオルゴール。たくさんの曲目から息子が選んだのは、セルゲイ・ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第1楽章。その5歳のチョイスに、私びっくり。「『アルハンブラの想い出』とか明るくていいよ」と私が勧めても、... 2024.10.29 ephemera
ephemera うちの人の好くのはここ(顔)じゃない。ここ(心)でござんす。 “Marquise de Pompadour” François BoucherⒸGoogleアメーバブログのブロガーさんで私が拝読している方はふたり、ジゼルさんと、今日ご紹介のポンパドールピンクさんです。ポンパドールピンクさんは和のカルト... 2024.10.04 ephemera
ephemera 凪、風を待つ。 ⒸFreepik人生50年、潮目の良し悪しは当然いくつも経験してきました。嵐は別として、風が吹かない凪のときが最も苦しかったと思います。しかし、経験上、凪は私の場合、一年のサイクルを経て解消されるので、その一年間は下手に手を打ってはいけない... 2024.09.10 ephemera
ephemera 期待を裏切らない結果 期待を裏切らない結果、その一。8月に受講した文化財修復学の結果が送られてきました。成績は、70点。これ、先輩方から伺っていた通りの結果でして、私がリサーチした10名ほどのこの科目のスクーリング経験者、全員70点でした。奈良市で気を張らなけれ... 2024.09.03 ephemera
ephemera 心の底 しいんと静かな湖 東逸子『イデア』 ⒸGoogleみずうみだいたいお母さんてものはさしいんとしたとこがなくちゃいけないんだ名台詞を聴くものかな!ふりかえるとお下げとお河童と二つのランドセルがゆれてゆく落葉の道お母さんだけとはかぎらない人間は誰でも心の底にしい... 2024.07.24 ephemeramy favorite