飛鳥へ

飛鳥時代を中心に、日本史について勝手気ままに書き散らします。古代史は、日本の少年時代ではないでしょうか。神々に、思うがまま生きて死ねと命じられた、強く美しい少年たちの時代だと。

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2025.11.24 わたしみたいなあなたに出会ふ木下闇(こしたやみ) ―興福院 秋季特別拝観―

Ⓒ興福院Ⓒ興福院2025年11月24日、奈良の佐保の郷の名刹、興福院(こんぶいん)の秋季特別拝観へ。この奈良時代創建の由緒正しい尼寺、拝観不可の尼僧の修行の寺院と私は子ども時代より認識していたため、まさか2019年より毎年期間限定での拝観が...
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2025.10.11~12 神代まで身も心も揺れ戻して流れるせせらぎ

2025年10月11日、大和長谷寺へ。こもりく初瀬の霊地旧跡を辿る旅。 「ハツセ」という言葉は、「初瀬」とも「泊瀬」とも表記されますが、これは水の流れに強い関心を持った古代人の霊魂観に由来します。我々の祖先は、水の流れが泊まっては流れ初める...
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2025.8.27~28 こころときめきするもの さざなみのみずかがみ ―近江大津京 憧憬―

2025年8月27日、滋賀県の近江大津京を偲んでの一泊旅行。朝早くに奈良を出たので、京都駅へ着くなり、駅直結の商業施設つまり駅地下の京都ポルタへもぐり、カフェ「サー・トーマス・リプトン」で、昼食も兼ねた朝食を食べました。奈良県民は近鉄で京都...
かたたがえ

2025.6.28 少年は鳥になれずにおとなになって 私は水鏡のなか私を探す

2025年6月28日、期末試験を終えた息子の希望で、琵琶湖の西岸、近江大津宮跡の近江神宮へ。お参りの前に腹ごしらえ、近江神宮の駐車場から徒歩10分の住宅街、一軒家レストランの「ZOO」さんへ。行き当たりばったりで入ってしまったお店なので、あ...
ならだより

2025.5.5 私はまだ じゅうぶんに死んでいないから

2025年5月5日、息子のたっての希望で斑鳩の古刹を自転車で巡ることに。昔からあるJR法隆寺駅前のレンタサイクルを利用させていただきました。自転車自体は古いものですが、メンテナンスはばっちりなので文句なし。何より、日中Freeで借りても60...
かたたがえ

2025.5.4 私ひとり生き残ってしまった

2025年5月4日、三重県津市美杉町へ。伊勢国司北畠氏の館跡、北畠氏を祭神とする北畠神社へ。奈良県の東北部の高原地帯に隣接した、美しい山間の細長い盆地に、北畠神社は鎮座ましまして。鳥居をくぐり、左手は北畠氏の山城、霧山城跡へ向かう道。かなり...
かたたがえ

2025.5.3 人生の厚みや深みは、長さとは比例しない。

2025年5月3日、北畠顕家の跡を偲んで、その地名も顕彰そのものの大阪市阿倍野区北畠、阿部野神社へ。北畠の隣は帝塚山、大阪市内きっての高級住宅街です。阿部野神社は、ここから10㎞ほど離れた大阪湾岸の堺市の石津で戦死した北畠顕家と、その父の北...
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2025.4.5 はなのもとにてはるしなむ ―弘川寺から賀名生皇居跡へ―

2025年4月5日、今年の花見は、大阪は南河内の河南町、弘川寺。歌聖、西行の終焉の地です。寺号 弘川寺(ひろかわでら)山号 龍池山(りゅうちざん)本尊 薬師如来創建 天智天皇代開基 役行者宗派 真言宗醍醐派弘川寺は、天智天皇代、役行者によっ...
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いやなんです あなたのいつてしまふのが ―『逃げ上手の若君』北畠顕家―

Ⓒ松井優征『逃げ上手の若君』19巻いやなんですあなたのいつてしまふのが――花よりさきに実のなるやうな種子たねよりさきに芽の出るやうな夏から春のすぐ来るやうなそんな理窟に合はない不自然をどうかしないでゐて下さい型のやうな旦那さまとまるい字をか...
かたたがえ

2025.2.18 日出処というのは、この国のことだ。どうだ、いい表現だろう。 ―上ノ太子巡礼―

2025年2月18日、大阪府南河内郡太子町を横断する日本最古の官道「竹内街道・横大路」をメインに、上ノ太子エリアを散策しました。先ずは、聖徳太子の永眠地、磯長山叡福寺まで。寒くはありましたが、好天に恵まれて、散策日和でした。西の門から入った...
書架

心の底から人を愛し、花を愛し、人生を愛して。あなたはそれができる人だ。 ―長岡良子 古代幻想ロマンシリーズ―

長岡良子 古代幻想ロマンシリーズⒸ秋田文庫長岡良子さんの古代幻想ロマンシリーズ、10代のころ、愛読していました。主人公は、藤原不比等。彼を中心に飛鳥時代の歴史絵巻が蜘蛛の巣のように広がっていくのです。それも、当時の一次資料を蔑ろにせず、時代...
飛鳥へ

邪馬台国は、どこにでもある。

©O-DANコロナ禍の2021年のことですが、女性向けの匿名掲示板で、またも遊んでしまいました。『日本の古代で気になること』、こんな魅力的な題名、スルーはできませんでした。葛城皇子は同時代に二人存在した、それは壬生部ではありえない等々、市井...