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格別の思い入れがあり、じっくりと腰を据えて書き付けた記事がいくつか生まれ、それら手元で何度も繰り返し確かめるために設けた、ここは、selectionかつcollectionとしての「私のお気に入り」の陳列室。

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2025.10.11~12 神代まで身も心も揺れ戻して流れるせせらぎ

2025年10月11日、大和長谷寺へ。こもりく初瀬の霊地旧跡を辿る旅。 「ハツセ」という言葉は、「初瀬」とも「泊瀬」とも表記されますが、これは水の流れに強い関心を持った古代人の霊魂観に由来します。我々の祖先は、水の流れが泊まっては流れ初める...
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2025.8.27~28 こころときめきするもの さざなみのみずかがみ ―近江大津京 憧憬―

2025年8月27日、滋賀県の近江大津京を偲んでの一泊旅行。朝早くに奈良を出たので、京都駅へ着くなり、駅直結の商業施設つまり駅地下の京都ポルタへもぐり、カフェ「サー・トーマス・リプトン」で、昼食も兼ねた朝食を食べました。奈良県民は近鉄で京都...
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2025.4.5 はなのもとにてはるしなむ ―弘川寺から賀名生皇居跡へ―

2025年4月5日、今年の花見は、大阪は南河内の河南町、弘川寺。歌聖、西行の終焉の地です。寺号 弘川寺(ひろかわでら)山号 龍池山(りゅうちざん)本尊 薬師如来創建 天智天皇代開基 役行者宗派 真言宗醍醐派弘川寺は、天智天皇代、役行者によっ...
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2025.3.15 天下分け目の天王山にて ―アサヒグループ大山崎山荘美術館―

2025年3月15日、冷たい春雨の降る朝、奈良は今日明日の週末とんでもなく凍りつくとの天気予報、しかも明日の日曜日はさらに風雨強まり極寒の嵐になるとのことから、土曜の内の外出と決め、奈良ほど寒くはならない京都の大山崎町まで足を運びました。自...
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2024.12.20 京都で観る シルクロードの遺宝の集大成 ―世界遺産 大シルクロード展―

日中平和友好条約45周年記念世界遺産 大シルクロード展 Ⓒ京都文化博物館日中平和友好条約45周年記念世界遺産 大シルクロード展 Ⓒ京都文化博物館2024年12月20日、京都文化博物館にて大シルクロード展を観覧。その日は平日でしたが、三者懇談...
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2024.11.23 星のお茶会 古代びとからの贈り物 

2024年11月23日、今年の勤労感謝の日のねぎらいは、星のお茶会。あこがれの和菓子司「御菓子丸」さんの、鉱物の実。このしつらえ、このおもむき、なんという美しさ。薄紙を破るのももったいない。黒文字を枝とした白い鉱物の実、素材は甜菜糖と寒天と...
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2024.10.26 私もここに鏡を捨ててしまいたい

2024年10月26日、この日は一生の想い出の日となりました。生きてきて、こんなに自然に「幸せ」を感じたことはなかった、本能で「幸せ」と口に突いて出た日は、今日が初めてだったと。午前は、先週と同じく奈良県吉野郡下市町のKITO FOREST...
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2024.9.29 古代びとが愛でた藍と金銀の輝き

2024年9月29日、大和郡山市の箱本館「紺屋」へ藍染め体験へ。●箱本(はこもと)とは箱本とは郡山町中の自治組織のことです。地子(※1)免除の特権を与えられた内町十三町(本町・今井町・奈良町・藺町・柳町・堺町・茶町・豆腐町・魚塩町・材木町・...
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2024.8.24 吉野山 弔いの道 巡礼の道

さて、モンベル五條店から車で30分、吉野神宮へ。今日は吉野山の頂上近くの奥千本、金峯神社までバスで向かい、そこから下千本の金峯山寺蔵王堂まで徒歩で下る予定。先ずは吉野山のふもと、吉野神宮の御祭神、後醍醐天皇へごあいさつ。風車と風鈴、創意工夫...
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2024.8.13 万葉挽歌 requiem

Ⓒ平城旧跡歴史公園Ⓒ平城宮跡歴史公園2024年8月13日、「万葉挽歌(レクイエム)-人形からみる古の奈良-」を観覧するため平城宮跡歴史公園へ。永瀬卓さん制作の人形について、奈良倶楽部さんのホームページで知って以来、念願のお目見えでした。平城...
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心の底 しいんと静かな湖

東逸子『イデア』 ⒸGoogleだいたいお母さんてものはさしいんとしたとこがなくちゃいけないんだ名台詞を聴くものかな!ふりかえるとお下げとお河童と二つのランドセルがゆれてゆく落葉の道お母さんだけとはかぎらない人間は誰でも心の底にしいんと静か...
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孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである

ⒸFreepik孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。オノレ・ド・バルザックブログ友達のジゼルさんが、私をそのブログ内で紹介してくださいました。至...