ephemera

2025.7.27 生まれ変われ、少年。

ならだより

2025.7.26 夢の中 夢の中 しばし漂わせておくんなさい

2025年7月26日、東大寺の最寄り、奈良公園バスターミナルのレクチャーホールまで、「奈良×ウズベキスタン・サマルカンド友好交流フェスタ2025」を観覧しました。演者は、ウズベキスタン伝統楽器ドゥタール奏者の野﨑万集さん、中央アジア・シルク...
ならだより

2025.7.19 風鈴の鳴る日鳴らぬ日生きぬきて

2025年7月19日、明日香村に程近い橿原市、おふさ観音の風鈴まつりへ。中学3年生の息子、この夏は受験勉強の天王山、夏期講習の合間に懇ろのお寺へお参りするのが息抜き。からっと晴れて、気持ちいい。穏やかな日常の延長としての、ささやかな、おまつ...
ephemera

パーティがはじまる

ⒸO-DAN
nara university

みおくる夏 Summer to see off

Ⓒ日渡早紀海へいこう ありす夏になったら 誰にも内緒で海にいくんだ ふたりで太陽が きみを きれいにするたび月は 追いかけてきて ぼくを ひとりぼっちにする過去(きのう)と未来(あした)のはざまで  ぼくは また きみの夏を みおくる海へい...
かたたがえ

2025.6.28 少年は鳥になれずにおとなになって 私は水鏡のなか私を探す

2025年6月28日、期末試験を終えた息子の希望で、琵琶湖の西岸、近江大津宮跡の近江神宮へ。お参りの前に腹ごしらえ、近江神宮の駐車場から徒歩10分の住宅街、一軒家レストランの「ZOO」さんへ。行き当たりばったりで入ってしまったお店なので、あ...
幻燈

「そこで待ってる」「わたしが待ってる」 ―『彼のオートバイ、彼女の島』―

ⒸGoogle夏至の今日、思い出した映画は、『彼のオートバイ、彼女の島』。私が12歳のときに封切られた、懐かしい80年代の青春映画。私はものごころついたころからずっと、真面目な優等生グループの本流ではないけれど、その支流のはずれの遊軍には、...
ephemera

引き潮

ⒸUnsplash TimoWielink引き潮にうずくまるモンサンミッシェルに行きたい。もしくは、どこから行っても遠い町、真鶴へ。礼は、引き潮のようだった。 踏みしめていても、からだをもっていかれる。川上弘美『真鶴』
ならだより

2025.6.7 キーワードを探してください

2025年6月7日、大和は吉野、丹生川上の地に坐す、治水と祈雨止雨の神籬、丹生川上神社三社めぐりを完遂することに。2022年5月4日に東吉野村の丹生川上神社中社にて、三社めぐりの吉野手漉き和紙の御朱印をいただいたまま、残り二社の御朱印をいた...
書架

存在の 哀れ 一瞬に薫り たちまちに消え

宮﨑優『櫛にながるる黒髪』Ⓒアダチ版画研究所男には 男の女には 女の存在の 哀れ一瞬に薫り たちまちに消え好きではなかったひとのかずかずの無礼をゆるし不意に受け入れてしまったりするのもそんなときそんなときは限りなくあったのにそれが何であった...
かたたがえ

2025.5.24 あなたを見た瞬間、冒険が始まると思った。 ―国宝を巡って in 京都―

2025年5月24日、京都へ。昨日と同じく、Sさんとご一緒です。土曜日でも通勤通学時間の電車は混んでいるので、待ち合わせ場所の大和西大寺駅から京都駅まで特急に乗ったので、これまた旅気分。いや、東京から来寧されたSさんは正真正銘、旅のただなか...
ならだより

2025.5.23 旅にはたったひとつしかない。自分自身のなかへ行くこと。 ―国宝を巡って in 奈良―

Ⓒ奈良国立博物館2025年5月23日、金曜日ですが有給を取って、奈良大学の学友のSさんと近鉄奈良駅の行基さんの前で待ち合わせ。目的は無論、奈良国立博物館開館130周年記念特別展「超 国宝 ―祈りのかがやき―」観覧。空前絶後の仏教および神道の...