かたたがえ

かたたがえ かたたがえ

「方違え」とは、目的地が禁忌の方角の場合にそれを避け、一旦別の方角に出向いてから目的地へ移動する、陰陽道の習わし。ここでは、奈良県以外の名所旧跡の訪問記、旅行記の意味。

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2019.10.6 面白いから わからないことだらけだから ―京都加茂 当尾の里 岩船寺― 

2019年10月6日、京都は加茂、当尾(とうのお)の里、岩船寺へ。門をくぐると、目の前に、木立を光背に従えた塔。これはほんとうに浄土めいています。 嵯峨天皇勅願、檀林皇后本願、聖武天皇の霊夢がこの寺の始まりととの、とびっきりの由緒正しさ。暑...
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2019.8.23~24 雨が降り出す前の海 ―丹後 夕日ヶ浦海岸―

2029年8月23日から1泊2日で今年も京丹後市の夕日ヶ浦海岸へ。雨が降りそうで降らない、絶妙な気候での海水浴。 初日から泳ぎに泳ぎ、くたびれました。 翌朝、一応は晴天。早朝から泳ぎまくる。 それにしても日本海の澄んだ水、美しいこと。 正午...
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2019.5.1~2 令和の想い出の始まり ―志摩地中海村―

2019年5月1日、三重県の賢島へ。令和の初日は雨模様でした。 賢島の対面、志摩地中海村へ。ギリシアやイタリアやスペインなど地中海に面した南ヨーロッパをイメージした、とってもすてきな宿泊施設なのですが、雨天では魅力はかなり落ちます、残念。 ...
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2019.4.6 みずからに忠実に ―宇治上神社 宇治の若き王―

2019年4月6日、京都は宇治に遊びました。宇治までは、我が家からは車で1時間もかかりません。とても身近な「京都」なのです。 宇治の町並みは、いたるところお茶の香りが漂います。平等院の門前なんて、緑の芳香、馥郁たるもの。 いや、やはり観光地...
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2018.11.25 私の三都物語

11月の最終日曜日、京都へ行きました。祇園、南座。3年ぶりの「まねき上げ」。私も京都の中心部へ行くのは、実に3年ぶりでした。 同じ古都とはいえ奈良とは異なり、京都はやはり“ミヤコ”としての現役感が尋常ではありません。 安井金比羅宮へ。有名な...
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2018.10.8 いしきりさん ―石切劔箭(つるぎや)神社―

2018年10月8日、我が家からは生駒山をまたいですぐ、東大阪市の石切劒箭神社、通称「いしきりさん」へお参りしました。 近鉄奈良線、石切駅の北口、さらに北へ北へと門前町を下っていきます。この「くだる」という過程が、「異界」へ渡る行為そのもの...
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2018.8.24~25 一年一度の潮湯治 ―丹後半島 夕日が浦海岸 天橋立文殊堂―

海のない奈良に住まう私。一年に一度、海水浴に向かいます。海の近くにお住まいの方には、「え、年一回だけなの!?」と、驚きの少なさでしょうね。 なにしろ向かう場所が、奈良から160kmも離れた日本海なので、どうしても頻回には行けません。でも夏の...
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2018.8.11 虎穴に入って虎児を得た ―丹波篠山城―

2018年8月11日、兵庫県三木市へ墓参りの帰り、丹波篠山城下町へ。デカンショ祭をひかえての提灯、お堀の向こう、市役所と文化ホールです。デカンショの語源の一説、なんと、デカルト、カント、ショーペンハウアー、3人の哲学者の名前とか。 丹波篠山...
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2018.5.26~27 みけつくに志摩の旅 ―英虞湾クルーズ 志摩観光ホテルTHE BAY SUITES 鳥羽水族館―

2018年5月26日から27日にかけて、慰安旅行に三重県は志摩へ向かいました。 御食国(みけつくに)は、日本古代から平安時代まで、贄(にえ)の貢進国、すなわち皇室・朝廷に海水産物を中心とした御食料(穀類以外の副食物)を貢いだと推定される国を...
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2018.3.21 さようならプラネタリウム ―当尾の里 加茂プラネタリウム館―

2018年3月21日、暦の上では春なのにこの冷たい雨と風。空も泣いているのでしょうか。この3月末で25年の幕を引いて閉館される京都府木津川市立加茂プラネタリウム館、それを惜しんで。プラネタリウ館に隣接されたこの山の家の広場で、昨年2017年...