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2021.8.26~28 海は宝 たたかいの場 ―伊根の舟屋から天橋立まで― 

人のいない、風通しの良い場所。No man's landを求めて。で、2021年8月26日から2泊3日で、京都は丹後半島の伊根の舟屋に泊まることに。 奈良から京都の北、丹後半島まで、京都縦貫道を使って2時間半で到着。 平日の早朝、誰もいない...
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2024.4.6 たましいのかえるところ ―牽牛子塚古墳と越塚御門古墳を訪ねて―

2024年4月6日、大和飛鳥の石舞台、2年ぶりに春の明日香村サイクリングへ。薄曇りで、陽射しに苦しめられることもない、最適なサイクリング日和。 飛鳥川沿いに北上。ちょうど桜が見ごろ、眼福眼福。 見慣れた橘寺も、春景色は格別です。飛鳥のど真ん...
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2021.4.11 さざなみの都の鎮める寺

2021年4月11日、どうしても琵琶湖が見たくなり。晴れ晴れとした青空で道も混んでいるかと思いきや、スルッと三井寺まで着いてしまいました。 みんなえらいなあ、自粛してるんだ、と思ったのですが、なんのことはない、大阪や京都は人で犇めいていたそ...
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洪水神話 Mein Trauma

©Freepik 小松左京氏の小説『日本沈没』、これは、『漂流教室』『14歳』など楳図かずお先生の傑作群と比肩する、私のトラウマの原点。 Mein Kampf 我が闘争ならぬ、Mein Trauma 我が心的外傷。私は物心ついたころには既に...
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不在の方舟

©Freepik 提出期限前日の4月16日に、奈良大学まで卒業論文の草稿を持参して提出。後は野となれ山となれ。 さて、昨年から災害対策として、部屋のひとつを窓付きの納戸として家具部屋にしました。目線より高い家具はキッチンに冷蔵庫と食器棚を残...
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مرزبان マルズバーン 辺境伯

ⒸFreepik 特別史跡の古墳7基のうち5基は奈良県に在り。高松塚・キトラ・石舞台・巣山、そして桜井市の文殊院西古墳。 ちなみに5基のなかで最も聞き慣れない巣山古墳は、私が通っていた中学の最寄り。身近すぎて、探索するのも恥ずかしい。奈良の...
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あのひとがいない、もう、この世のどこにも。 ―聖徳太子と藤原不比等―

©O-DAN 『日本書紀』の立役者は藤原不比等です。聖徳太子像を描き上げ、蘇我氏を朝敵に仕立て上げ、持統天皇の懐刀としてこの国を思うがまま動かした。ともあれ、不比等が日本の礎を固めたことに誰も異存はないでしょう。 不比等は天智天皇の落胤との...
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あなたは裏切られるほどの逸材か ―生きた歴史 藤原氏―

談山神社 Ⓒ近畿日本鉄道 いまはむかし、私は奈良の桜井の多武峰、談山神社で巫女をしていました。世阿弥の足跡を辿って多武峰をたまたま訪ねてみたら、「巫女さんしてみいひんか」と神職の方にスカウトされたのです。 談山神社は、大祭の日には五摂家の殿...
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ふたりの王女 ―鏡王女と額田王―

Ⓒpublic domain 「ふたりの女王」ならイングランドのエリザベスとスコットランドのメアリですが、「ふたりの王女」は本邦での鏡王女と額田王。少女漫画の金字塔『ガラスの仮面』の劇中劇でもありましたか。オリゲルドとアルディス、最高でした...
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アムダリアとシルダリアのはざまへ ―組曲飛鳥―

2020年12月、中村哲先生を偲んで思ったこと。先生の魂は、アラル海へ注がれるふたつの河川アムダリアとシルダリアのはざま、命を懸けられた地に留まるに納まらない。 私の容貌は弥生人のベースに大きな目と二重瞼を移植した、10%だけ縄文人のハイブ...