ならだより

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2023.9.17 誕生日は布留の郷で

9月17日日曜日、毎年恒例の息子の誕生日ランチに、天理市の「農家カフェけやき」へ。息子今年で13歳、こちらへはもう10年くらい前から通っているのです。けやきさんにはビニールハウスめいたテラス席があります。今年は世界的猛暑が長引き、いつも凌ぎ...
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2022.4.3 旅は死と再生を物語る ―こもりく長谷寺―

2022年4月2日の夕方、奥明日香の自転車旅の後、大和三山耳成山付近の橿原市のゲストハウスへ。飛鳥は日帰りでも全く大丈夫ですが、息子がどうしても一泊したいと駄々を捏ねたので。【公式】奈良・大和八木「ゲストハウスはじまり」 大阪・京都・名古屋...
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2022.4.2 それは神秘的 ―奥明日香を訪ねて Rainmaker―

2022年4月2日の午前の続き。おなかいっぱい、午後の自転車旅、開始。明日香村稲渕、義淵僧正開祖の五龍寺のひとつ、龍福寺。ものすごい傾斜の門前。こちら見学自由のお寺です。日本最古の在銘石塔で有名。銘の主は竹野王、長屋王の近親者とされる女性皇...
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2022.4.2 青春の夢に忠実であれ ―奥明日香を訪ねて Jugendgedenken―

2022年4月2日、息子のたっての希望で奥明日香を自転車で巡ることに。朝9時、石舞台からレンタルサイクルでスタート。花冷えの曇り空。でも、桜は盛り。春のいちばんいい時期に明日香村を訪れることが叶いました。先ずは、飛鳥稲淵宮殿跡。難波宮から飛...
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2022.10.22 無心だった、あのころへ。

2022年10月22日、私の原風景、葛城市の當麻寺へ。ここは東大門。西の二上山に沈む夕陽を崇めるがゆえ、南ではなく東から向かうのです。私は二上山ふもとの街、大和高田市生まれ。実家から當麻寺までは自転車ですぐ。私には二上山とその表舞台の當麻寺...
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2021.4.28 瓊花 Solitude

私のハンドルネーム瓊花は、奈良は西ノ京の唐招提寺に永眠される、鑑真和上ゆかりの白い花の名前です。瓊花の見た目は、木に咲く紫陽花、でしょうか。清楚なのに豪華、憧れの花です。私のハンドルネーム、実に名前負けです。数年前になりますが、唐招提寺で初...
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2023.8.13 夏の盛りのピアノリサイタル

奈良県御所市に神代の昔から鎮座坐す葛木御歳(かつらぎみとし)神社。当代の東川(うのかわ)宮司は、一時期廃れかけていたこの由緒正しい古社の中興者。質の良いイベントをたくさん企画され、参拝者の情操へ、絶え間ない波のように投げかけておられます。右...
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2023.8.12 寧楽 追善の逍遙

奈良市の西部、学園前。白庭台に首位を奪われるまでは、奈良県の高級住宅街といえば学園前でした。旬を少し過ぎた今くらいの学園前が、実は私は好きなのです。近鉄学園前駅の目の前のショッピングモール「パラディ」。ここの飲食店フロアに中国西安料理「王楽...
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2023.7.23 寧楽 真夏の正装

息子が中学入学と共にバスケ部に入部したものだから、土日に奈良市内観光地へ向かう機会がなく。やっと練習休み。今日は夏休み最初の日曜日、鹿の匂いを嗅ぐために近鉄電車で20分、古都寧楽の都へ。来寧(寧楽つまり奈良の都を訪れること)は、3月に訪れた...
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2023.7.17 古代豪族葛城氏の産土へ

7月17日月曜日、奈良盆地の南西部の御所市、葛城一言主神社へ。用向きは、門前の農産物直売所で、吐田米を買うこと。金剛葛城山系ふもとのここらあたり、旧吐田郷といいまして、とても美味しいお米が採れるのです。吐田米は京都の高級料亭が買占め、地元で...