ならだより

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2024.8.13 万葉挽歌 requiem

Ⓒ平城旧跡歴史公園Ⓒ平城宮跡歴史公園2024年8月13日、「万葉挽歌(レクイエム)-人形からみる古の奈良-」を観覧するため平城宮跡歴史公園へ。永瀬卓さん制作の人形について、奈良倶楽部さんのホームページで知って以来、念願のお目見えでした。平城...
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2024.8.4 生駒山の小鬼たち

2024年8月4日、生駒ふるさとミュージアムにて夏休み子どもワークショップイベント「生駒妖怪博物館をつくろう!」に参加。小学1年生から中学3年生までが参加対象で、19名の子どもたちが抽選で選ばれました。うちの息子、なんと中学生で唯一の参加と...
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2024.8.3 いつか君の背中もまっすぐ割れるはず

2024年8月3日、平城京羅城門跡より南へ2kmほど、古事記編纂の大役を担った稗田阿礼を祭神とする賣太神社へ。この稗田の地は、日本史空白の4世紀頃には環濠集落の基盤が成されていました。現在も賣太神社を中心に、たいへん見事な環濠集落の面影をそ...
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2024.7.27 五條の語源 御霊神社本宮

2024年7月27日、五條市霊安寺町の御霊神社本宮へ。ここは、五條市と大淀町に23社を数える、井上(いかみ)内親王を祭神として奉る御霊神社の総社です。井上内親王とその息子の他戸(おさべ)親王が、藤原式家の良継と百川の謀略により、冤罪で幽閉さ...
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2024.7.7 七夕のあじさい夏にしがみつく

2024年7月7日、大和郡山市の矢田寺へ。あじさいの花でとても有名な矢田寺、開花シーズンの6月末まで大混雑なので近づきません。7月ぼちぼち、訪れてみることに。前回の訪問は10年くらい前、すると、門前にあった和の食事処が、なんとトルコ料理店に...
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2024.7.6 金魚は燃えているから好かれるの

2024年7月6日、奈良大学通信教育部事務局へ卒業論文の本稿を提出した後、大和郡山市へ。ちょっと特別な本屋さん、「とほん」さんを訪ねてみようと思い立ち。遊廓跡を巡って以来、この夏、郡山熱に浮かれています。メルマガでいつも気になっていた活版印...
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2024.6.30 夏越の薬草料理 大宇陀大願寺

2024年6月30日、宇陀市の大願寺へ薬草料理をいただきに参りました。それはもう10年以上前から希望していたことなのです。最近、私は「人生やり残したことリスト」なるものを手すさび、そのうちの一つの遊廓跡の訪問は6月29日に叶え、翌30日に薬...
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2024.6.29 遊女の空の巣 洞泉寺遊廓跡

2024年6月29日、大和郡山市洞泉寺町の町屋物語館へ。大正13年に創建されたこの木造三階建ての数寄屋造りの贅を凝らした町屋、昭和33年に廃業されるまで遊廓「川本楼」として営業されていました。大和郡山市は金魚の名産地、川本氏も金魚の養殖で莫...
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2024.6.2 吉野桜を封じ込めて

昨日訪れた吉野山、萬松堂さんの銘菓「さくら羊羹」、一晩冷蔵して食べることに。包装箱も、桜の花と筍の皮のほっこりやさしいデザイン。吉野山峰の白雪ふみわけて入りにし人の跡ぞ恋しき静御前『義経記』箱の蓋を開けると、裏は春の吉野山をほうふつとさせる...
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2024.6.1 桜ばかりが吉野の花ではないのだと

2024年6月1日、吉野山へ。下千本駐車場もシーズンオフで無料開放中。てくてく歩いてまずは大塔宮の吉野三橋のひとつ、大橋。ここは激戦地だった。大塔宮護良親王、まさに闘う皇子、ですね。今日は素晴らしい晴天、陽射しは強いのですが木蔭には涼風が吹...