my favorite アムダリアとシルダリアのはざまへ ―組曲飛鳥― 2020年12月、中村哲先生を偲んで思ったこと。先生の魂は、アラル海へ注がれるふたつの河川アムダリアとシルダリアのはざま、命を懸けられた地に留まるに納まらない。私の容貌は弥生人のベースに大きな目と二重瞼を移植した、10%だけ縄文人のハイブリ... 2024.03.11 my favorite飛鳥へ
nara university 戦争は数ではなく、作戦。 ©Freepik戦争は数ではなく、作戦。そう言ったのは誰だったか。ああ、石原莞爾だ。敗戦後、アメリカの新聞記者マーク・ゲインの取材を病床で受けた石原莞爾は、病身にありながらも敗戦国の軍人でありながらも何食わぬ顔、相手の足元を見て答えた。私が... 2024.03.09 nara university
書架 この世の外へ 母の元へ ©O-DAN桃の節句になると、作家の車谷長吉氏と中上健次氏のエピソードを思い出します。飛ぶ鳥を落とす勢いの文壇の寵児だった中上さんと、不世出の作家だった車谷さんとの邂逅。カラオケで唄を強いられた車谷さんが選んだは童謡の『うれしいひなまつり』... 2024.03.07 書架
幻燈 死んでしまった、私の美しい魔物。 Helmut Berger ⒸGoogleTot, mein wunderschönes Monster.Ich habe dich geliebt.Ich konnte es nicht laut aussprechen.Du bist ... 2024.03.05 幻燈
my favorite 2024.3.3 大嫌いで、大好きな。 ―法華寺 光明皇后― 3月3日、奈良大学図書館へ卒論の文献資料の図書を借りに行きました。スクーリングのまっただなか、急いで図書館へ。この日はちょうど学友会の先輩方が相談会を開かれていて、知己のお姉さまに寄っていけと乞われましたが、ダンナとセガレを駐車場で待たせて... 2024.03.03 my favoriteならだより飛鳥へ
my favorite オッド・アイの哲学 Athena or Alexander the Great©Wikipediaアレクサンドロス大王が褐色とブルーのオッド・アイ(片青眼)だったことは有名。大好きなスタアのデヴィッド・ボウイも薄茶色とブルーのオッド・アイでした。ちなみに、私の... 2024.02.24 my favorite波斯へ
my favorite 夢も希望も野望もまぼろしも ―レガリア「王のしるし」― これまで獲得した奈良大学通信でのレポートや試験結果の詳細は、もうあまり書かないようにしようと思っていましたが、史料学概論は格別に思い入れのある科目だったので、詳細を綴ろうと思います。史料学概論のレポートは、着眼点と独創性がA以外は、低評価。... 2024.02.22 my favoritenara university
書架 「先生」のために 家族が寝静まった真夜中にひとり懐かしく中原中也の詩を詠んだら不覚にも、わあわあ泣いてしまいました。『生い立ちの歌』Ⅰ 幼 年 時私の上に降る雪は真綿のようでありました 少 年 時私の上に降る雪は霙(みぞれ)のようでありました ... 2024.02.19 書架
書架 ヘミングウェイの神話 久しぶりにヘミングウェイの『インディアン・キャンプ』を読み直してみました。邦訳にして10ページにも満たない短編ですが、傑作中の傑作です。主人公のニックが医者である父と叔父のジョージと釣り目当てに湖でキャンプを楽しんでいたが、原住民(小説では... 2024.02.18 書架
波斯へ 命じられたのなら、従うしかない。 思えば、私がイランやペルシアを含むオリエントの魅力に目覚めさせられたのは、20代の頃にイタリア半島を1ヶ月ほど旅したときでした。当時、ローマの法王庁のドームのてっぺん辺りに素晴らしいカメオを廉価で扱う店があり、そこで修道女相手に求めている品... 2024.02.17 波斯へ