書架 ヘミングウェイの神話 久しぶりにヘミングウェイの『インディアン・キャンプ』を読み直してみました。邦訳にして10ページにも満たない短編ですが、傑作中の傑作です。 主人公のニックが医者である父と叔父のジョージと釣り目当てに湖でキャンプを楽しんでいたが、原住民(小説で... 2024.02.18 書架
書架 愛しき太陽(てだ)に死す ―わが青春の宇宙皇子(うつのみこ)― 昭和末期に正真正銘の中学生、まさに中二病だった私。藤川桂介著『宇宙皇子』を片手に、近所の明日香村をふらついていました。正直、小説は概要しか覚えておらず、ひたすら、いのまたむつみさんのカバー絵と挿し絵に魅入られていました。 ©️いのまたむつみ... 2024.01.30 書架
書架 世の中に実に美しいものが沢山あることを思うと自分は死ねなかった ©O-DAN 葛木御歳神社の東川優子宮司の御尊父(ヤマダデンキ創業者)はたいへんな読者家であらせられ、「僕の好きな本、カミュ『シーシュポスの神話』、モーム『人間の絆』、ヘッセ『デミアン』」と仰られました。 東川宮司は『デミアン』はあまりお好... 2024.01.22 書架