2022年5月21日、甥のSちゃんの結婚式で、大阪の京橋まで出向きました。
初めてお招きされた結婚式に、息子、緊張。
「Sさんは握手のときの握力が強すぎる以外、完璧な人です」と後輩にスピーチされるほど、甥はとても優秀で、何より人間ができていて、優しいのです。
息子も甥を、誰よりも尊敬しています。
もちろん私も。
私が主人と結婚する前、主人の家族親戚と顔合わせの際のこと。宴席を離れて奥の間で少し休憩していた私を、当時8歳だったSちゃんが襖をゆっくりと明けて、「大丈夫?」と声をかけてくれたのです。
私、びっくりして、「大丈夫やで!」と急いで返答しました。
「良かった、瓊花ちゃん、みんなと初めてやから、しんどなったんかと思ってん」とSちゃんはニコッと笑って、襖をまたゆっくりと閉めてくれました。
なんて賢い子なんだろう。
なんて思いやりのある子なんだろう。
私は初対面でSちゃんのファンになりました。
Sちゃんは大学時代に塾の講師のバイトで、勉強の不得手な生徒を「伸びしろがあって面白い」と自ら進んで指導していました。
Sちゃんはいつも、弱い立場の者の側に立つ子でした。
だからSちゃん、誰よりも幸せに。
可愛い奥さんと、幸せに。