2019年9月16日、東大寺福祉療育病院での第6回天坊まつりに参加しました。
これはお下がりの餅米と和三盆のお菓子「小種」。
東大寺長老北河原公敬貎下の手蹟の焼き印がかわいい。
1枚目に「大仏」、2枚目に「くらべ」。
ならまちの気鋭の和菓子屋さん、樫舎(かしや)さん作の、とても上品で優しい味の和菓子です。
そういえば、奈良国立博物館のお抹茶体験での葛焼き「瑠璃」も樫舎さんの作でした。
天坊まつりは催し事がたくさん。天坊体操や鹿さん音頭。子どもたちとお母さんたちのためのお祭りです。
東大寺の北河原公敬貎下はもちろん、春日大社の花山院弘匡宮司もご参加されていました。
そして、狂言師の茂山千五郎さんによる絵本『大仏くらべ』の朗読。
彫刻家の水島太郎さん作の奈良の大仏さんと鎌倉の大仏さんは、こどもたちがじかに手でさわれる乾漆仏です。
息子は太郎さん作の仏像に夢中。
あまりに熱心な息子に太郎さんが名刺を授けてくださいました。
「いつでも遊びにおいで」の言葉を添え。
息子は「おら、名刺、生まれて初めてもらったよ!」と大喜び。
太郎さんの言葉、「みんなで栄えたい」が、私の今の気持ちです。