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2022.7.2 生きるということは、こんなにも切なく、美しいと。 

2022年7月2日、お花のお稽古。
くすみピンクのリースは、田中雅美先生の大人気デザイン。
私も作りたくなって、頑張りました。

息子はブリキ屋根のアレンジと、家にあった貝殻で夏のリース製作。
今日は工作感覚で作っていました。

くすみカラーが流行中。
そういや、先日の甥の結婚式でも奥さんのお色直しのドレスは、菫色のくすみカラーでした。
ダンスサークルで出会ったふたり、友人一同と結婚式でもダンスを披露してくれました。

若さを際立たせる陰翳を帯びた色。
揺れて舞い踊るふたりから思い出した調べ、晴れの日には怪しからん別れ歌ですが、一瞬に永遠を見つけ、命の美しさに見入らずにいられない、心にしみる歌でした。

生きるということは、こんなにも切なく、美しいと。

恋の終わりは いつも同じ
だけど今度だけ違うの なにかが
まわる人生のステージで
踊るあなたの手ふるえて 綺麗ね

あなた愛して気づいたことは
そうね 私もいつかは死んでゆくこと

涙ながすことないのね
踊り疲れたらいつかは 帰るわ

下田逸郎『踊り子』