ならだより

2024.5.3 三輪山かえりもうし

2024年5月3日、三輪さんこと大神神社へ報賽(ほうさい)へ。報賽とは祈願が叶った暁に神仏へお礼に参ることで、返り申しともいいます。

この日は素晴らしい晴天で、初夏のように暑く、息子は腰が引けています。

午後3時の遅めのお参りだったので、参拝者も多くなく、快適でした。

すがすがしい参道。生まれ変わった心地。参道は産道でもあります。

主人と私の再就職を叶えてくださった三輪さんには感謝の一語です。三輪さんは、ずっと大阪府に勤務だった私と主人へ、奈良県での職を与えてくださった。

もうひとつ返り申し、三輪恵比須神社へ。三輪さんの参道を折れ、JR三輪駅のほうへ向かいます。

ささやかですが、三輪駅前商店街。行きつけの御食事処「万直し」もこの商店街に。

大将、今日は寄れへんでごめんね。京終駅近くのバーガーキングでお昼、食べてきてしもた。

三輪恵比須神社。このお宮さんも、我が家の守り神。なんと、こちらの御神職の方は、悩み相談も引き受けてくださるのです。こまごまと行き届いた、人に寄り添ってくださるお宮さんです。

樹齢600年の御神木の欅に願いを申し上げ、石を一つ持ち帰らせてもらいます。願いが叶えば、石を返しに持参するのです。

主人の願いは叶いました。私と息子の願いはまだですが、これからです。

来た道を戻って。なんともなつかしい風情の通り。

万直しさんの正面。味がある。

白玉屋榮壽の参道店。みむろ最中はいつも大鳥居前の本店で購入していたので、参道店は初めて。小ぢんまりして、使い勝手の良いお店でした。

新緑にきらめく三輪山のふもと、強くて優しい神々に感謝の御報告の昼下がり。

奈良 桜井市にある三輪惠比須神社
三輪のえべっさんは、「言霊の神 詫宣を司る神」として御利益高く、遠方からも願いを届けようと多くの方が参拝におとずれます。
三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ)
奈良県桜井市、大和国一之宮 三輪明神 大神神社(おおみわじんじゃ)は、本殿は設けずに三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社のひとつです。