workshopならだより

2024.5.11 刺をかさね、刺をかさね、いよいよに にほひをそだてる薔薇の花。

2024年5月11日、大和高田市SugarBabyの花のアトリエ展へ。昨日と今日の2日間の催しで、初日ですでに盛会とのことで、作品もたくさん売れてしまった後でした。

ウェディングブーケ、この色の組み合わせが可愛く爽やかで、これを小ぶりにアレンジしたものを次回のレッスンで作ることにしました。

お茶席の控室が、60年代から70年代のフランスの女優さんの楽屋みたいで、うっとり。

豪華で洗練されていて、この花束はやっぱりパリの女優。

スペインとイタリアに接する南仏、ル・ミディの花嫁のブーケ。

薔薇色の街トゥールーズを彷彿とさせるアレンジ、購入しました。

そういえば、花盛りのお庭は観たことがない。「ぜひ観てみて、うちの主人がひとりで作った薔薇園やねん」と田中雅美先生。こんな見事な薔薇園とは! 驚きました。

ピエールドロンサール、ロゼット咲の大輪の蔓薔薇、大人気なのも納得のかわいらしさ。

玄関の白薔薇のアーチ、花の盛りです。庭仕事は力仕事でもあります。

ああ、実物はもっときれいだったのに、写真では表現できない。

3年も通っていて、この薔薇園のシーズンを見逃していたとは。

「これは部活休んで来た甲斐があった」と息子。

なんと往復タクシー使用のお客さんがいらっしゃり、待機中の運転手さんも「個人のお宅でここまでの薔薇の庭、あるんですねえ」と、田中雅美先生宅の薔薇園を感心しきって眺め入っておられました。

母屋の後ろのアトリエ。タクシーの運転手さんの御意見を田中雅美先生へお伝えして、おいとましました。

手作りジャムと手作り布小物も買わせていただき、それぞれの先生方から「息子さん、かわいい」と息子の素直さをお褒めいただき、ほっこり癒されながら帰路に着きました。

私も久々に息子に遊んでもらって、嬉しい休日となりました。

刺をかさね、刺をかさね、いよいよに にほひをそだてる薔薇の花。

大手拓次『藍色の蟇』「薔薇の散策」