ならだより

2023.7.23 真夏の正装 ―寧楽の都 興福寺 東大寺―

息子が中学入学と共にバスケ部に入部したものだから、土日に奈良市内観光地へ向かう機会がなく。
やっと練習休み。今日は夏休み最初の日曜日、鹿の匂いを嗅ぐために近鉄電車で20分、古都寧楽の都へ。
来寧(寧楽つまり奈良の都を訪れること)は、3月に訪れた奈良100年会館での、赤井英和さんの映画観賞会以来。

近鉄奈良駅から歩いて5分、餅井殿商店街、行きつけの奈良伝統野菜と地酒の古民家居酒屋『とよのあかり すずの音』が臨時休業、姉妹店の『豊樂(とよのあかり)』へ。こちらは初めて。

お店のコンセプトは姉妹変わらず、店員さんたちは明るく元気で誠実、大山地鶏の唐揚(絶品!)三輪素麺ランチも美味しかった!
主人は1日5食限定のレア親子丼を。潰したての鶏肉と玉子の黄身、有難く頂戴します。

海外客、こんな穴場みたいなお店にも。
円安を身近に感じました。

裏道猫道、猿沢池へ。
地元なので、こんな超メジャーな観光地で写真撮るのは恥ずかしい。

興福寺の五重塔と東金堂。
「え、写真撮る?」と息子。
記録や! 記録!

東大寺の夢風ひろば。
奈良麻のお店『幡inoue』、モビールの鹿は、東大寺店のこちら限定のぬいぐるみ。

今日は夢風ひろばのmont-bell東大寺店に、奈良県限定のTシャツを買いに来たのです。
我が家の野郎どもは、mont-bellのTシャツが夏の正装なのです。息子、試着室で既に、新しいTシャツに着替え終わっています。

かわいい!
東大寺境内で一番の美鹿。

「……鹿せんべい、持ってへんの?」
ご立腹のよう。

南大門は阿吽の仁王像が目当ての観光客でいっぱい。
しかし観光客、外国人が7割。しかも中国人が減って、Caucasoidが多い。

大仏殿の鴟尾、仔鹿の角のよう。
「日本人、少ないね」と息子。

大仏殿から西、戒壇院を望む、このあたりが東大寺境内で最も美しい。
湿気がないぶん、気持ち良くもあり。これは我々が奈良盆地の炎暑に慣れているからで、観光客はバテバテ。

今日、息子が選んだmont-bellのTシャツ。mont-bellベアと白鹿。
柿色が、奈良っぽくて良い。柿は奈良の名産なのです。