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2021.8.5 気分はメソポタミアの硝子職人

2021年8月5日、奈良新聞社ならリビングの手作り教室、生駒山ビッグハウスでのステンドグラス制作に参加しました。
先生の作品群、すてき!

ティファニーランプ、憧れ。左奥のランプ、制作に3か月かかったそうです。

ここは、生駒山の宝山寺駅最寄、ログハウスのアトリエ。

アメリカのウロボロスガラス、廃盤になった貴重なもの。

アトリエの扉。とても大きなステンドグラス。
この意匠は、日本名の藤というよりグリュシーヌ、フランス語のGlycineの雰囲気。

今日作るのは、これ。薔薇の筒形置きランプ。
できるかな~?

私が子どものころから、ならリビングで、ビッグハウスのステンドグラス教室が開催されていました。
敷居が高くて、今まで門をたたくことができず。
とうとう勇気を出して参加。

ステンドグラス制作未経験の私。ドッキドキ!
ガラス片70ピース、そのうちの数枚に銅線を巻きます。全ピースに巻くのは時間内では無理なので。

型紙にガラスピースを並べ、それを筒形に仮置き。
そして、ハンダ付け。
作業に夢中で、ハンダ付けの経過、撮影できませんでした。

ハンダ付け、はまりました。気分はメソポタミアの硝子職人。
ハンダ付けの歴史、それほど古いのです。

薬品を塗って、洗って、ワックスで磨いて、完成。4時間かかりましたが、あっと言う間でした。
仕上がり、大満足! マラソン走り終えたような達成感!

ランプベースのガラスは、ビッグハウスのオリジナル。
私は水色でしたが、緑や赤のベースもありました。

「1回作った人は、必ず夢中になる、それがステンドグラス制作」と先生。
太古メソポタミアから引き継がれた職人魂に、ほんのすこしでも触れられた気がしました。