2023年1月からイラン文化センターでペルシア語講座をWeb受講しています。イラン大使館主催の、とても充実した講座です。
ちなみに、私がいちばん嫌いな言葉は、「人脈」。
ペルシア語を習ってほんとうに良かったのは、ペルシア語を習う人には「人脈」目当ての人がひとりもいなかったということ。
誰とでも友人になろうとする人が、誰の友人でもなくなる。
加藤諦三
さて、ペルシア語講座には子どもクラスもあり、写真のテキストは子ども用のもの。
おとなクラスでは使いませんが、たくさんのイラストがとても綺麗で、参考のために欲しい人は購入可能、私はもちろん入手しました。
イランの首都テヘランで発行された、日本では先ず出回ることのない本です。
私は教科書が好きで、端から端まで読む子どもだったので、いま、小学生に戻ったように嬉しい。
ペルシア語のアルファベットは32文字、このうち28文字はアラビア文字です。
しかし、ペルシア語とアラビア語は全く異なります。ペルシア語はインド・ヨーロッパ語、アラビア語はセム語、語源が別なのです。
ちなみに、ペルシア語講座の先生曰く、アラビア語の習得レベルが10とすれば、ペルシア語は0.5だそうです。
چ
この文字はcheと言います。ペルシア語独自の文字です。
なんて綺麗、とてもペルシアらしい、花のように美しい文字です。
アラビア文字なんて読めることないと思っていたのに、ひとつずつ文字を拾えて書けるように。
楽しくて仕方ありません。
自分が見える一番遠くに行ってみなさい。
そこに着いたらさらに遠くが見えるようになります。
上記、ペルシアの有名なことわざ。
ペルシアは東洋と西洋の真ん中かもと思うようになり、私もとうとうそこへ辿り着いてしまった、そう思い至らずにいられない。
いや、まだだ。
私の夢は、見果てられない。
幻聴でもいい。幻視でもいい。アレクサンドロス大王の死に様、もちろん生き様からも、見果てぬ夢を嗅ぎ当てられるのは何も私ひとりではないはずでしょう。