演習とはゼミのことで、ゼミとはドイツ語のゼミナールの略で、教授の指導のもとに少人数の学生集団で研究テーマを報告および討論することにより各位の論旨の研鑽を図る授業を意味します。
奈良大学通信教育部では、スクーリングでゼミを行います。
演習ⅠとⅡは3年生から受講可能で、Ⅲは4年生から。
要は授業というより、学術集会さながら卒業論文のもととなる持論を、ⅠとⅡはポスターでⅢはオーラルで学生自身が発表する、ワークショップなのです。
私が言いたいのは、奈良大学通信教育部の卒業論文に関し、ゼミ担当の教官の採点に臆する必要はない、それ。
卒業論文担当の教官は、ゼミ担当の教官と異なる可能性のほうが高いからです。
つまり、ゼミの先生が良い点をくださらなかったからといって、それイコール卒業論文の結果とはならない、ということ。もちろん、その逆も然り。
例外として、私は演習Ⅱの教官が卒業論文担当の教官となり、偶然にも演習Ⅱの採点90点がそのまま卒業論文の採点となりましたが。
ゼミはゼミ。そう割り切って挑むべき。
それが私の、ゼミナールの後味。