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2月14日から神話伝承論、2月21日から歴史地理学、それぞれ3日間の奈良大学通信教育部での集中講義、合間の2月18日に学友のTさんと河内の上ノ太子エリアの散策、それ以外は仕事と家事と育児(これはまったく手間がかかっていない)、2月11日の祝日以降、12日間ノンストップで活動し続けて、今日、やっとの安息日。
でも、充実していた、楽しかった。家庭も職場も大学も、人に恵まれているので、ただただ楽しかった。
アップロード途中の日記もこれから書きつけて、その前に、真冬のスクーリングのreflectionを。
奈良学友会の先輩方、歴史館あすか☆こやま座の寺原館長さん、もはや在学生の道しるべ指南役のМさん、ずっと昔から私のブログを愛読してくださっているTeさん、2月14日に知り合って御所まちツアーにもご参加してくださることになったNさん、可愛くてすらりと若くて本当に良い子で応援したくなるHさん、そしていつも素敵な旅情報をご提供くださるTさん、奈良大学通信教育部での出会いは恵まれたものばかりでした。
歴史地理学でバスの席のお隣に座られた爽やか美人のグレーヘアのお姉さまに、卒業論文の進め方がいまひとつ要点が掴めないとお伺いしたので、学友会相談会でチューターとしてMさんをご指名してみてくださいと僭越ながらご指示させていただきました。すると、「Mさんを訪ねてとっても良かった! わかりやすい実践的な説明で、着眼点も良いと不安を払って背中を押してくださったの。Mさんを紹介していただいてありがとうね、自信をもって持論を書き進めていくことができるようになったわ」と、たいへん喜んでいただきました。
先生方も毅然と、何より真摯な講義をもたらしてくださり、私には奈良大学通信教育部のスクーリングで関わった方たちは尊敬に値する方しかいなかった――いや、私は随分と前から記憶に残らない、良い想い出しか。
ある年齢以後になると友人を選ぶよりは、友人に選ばれる場合の方が多い。
アンドレ・ジッド
まさか私にジッドの箴言を肉感できる日が訪うとは。
しかし、やはりそうとしか思えないのです、私に選択の余地などないのだと、この善き出会い、めぐり逢いに、と。
雪のように圧倒的に美しいものが私めがけて降りしきった真冬の日々だったと。