波斯へ しかし、張作霖とは……Radicalですね。 ⒸAmazon現在のタジキスタンを本拠地としたシルクロードの陰の主役、ソグド人。その研究者として第一人者の森安孝夫先生、阪大名誉教授で中央ユーラシア史の権威です。森安先生のこの著作はもう、とんでもなく面白い! しかし、読んでいて「森安先生、... 2024.06.20 波斯へ
飛鳥へ 一生に一度の歌を歌え ―貴公子 藤原広嗣― 小灘一紀『神々の微笑』 ⒸAtelier Konada此花乃一与能内尒百種乃言曽隠有於保呂可尒為莫この花の一よのうちに百種の言そ隠れるおほろかにすなこの花の一枝の中には数えきれぬほどのことばがこもっている。いい加減に思うな。藤原広嗣『万葉集... 2024.06.19 飛鳥へ
nara university これから受けるスクーリング 奈良大学通信教育部の面接授業、スクーリングについて一考してみることに。教養科目 国際関係論Ⅳ データ処理論① ★ スポーツ実技① 英語Ⅰ① 英語Ⅱ① 英語Ⅲ① 中国語①専門科目(必修) 文化財学講読Ⅱ ★ 文化財学演習Ⅰ 文化財学演習Ⅱ ... 2024.06.18 nara university
書架 我らが六条ろくでなし ―能楽『葵上』― ⒸAmazon田辺聖子さん、お聖さんのパロディ版『源氏物語』の『春のめざめは紫の巻』の一篇『六条ろくでなし』、読んで大爆笑しました。他のお話も粒ぞろい。『春のめざめは紫の巻』『見飽かぬ花の赤鼻』『やんちゃ姫玉かつら』『六条ろくでなし』『早口... 2024.06.17 書架
書架 憎しみをどこまでも見果てぬ夢に 負の気持ちすら包みこんで物語に ―能楽『敦盛』― ⒸO-DANブログ友達のとても明るく心優しいジゼルさんが『永遠のジュリエット(それにしても素敵なブログタイトル)』以前に、CandyCandyさんとして紡がれていた『よかったら読んでいってください!』のコメント欄に私が寄せた文章、作家氷室冴... 2024.06.16 書架
飛鳥へ 私も馬鹿だな。 かっこいいとしか思えないのです。 ―『太平記』の群像― 大塔宮護良親王出陣図 ⒸWikipedia奈良県の山地を歩けば気取ること。それは意外や中世の遺跡が多いこと。吉野や室生、南朝の北畠の独り勝ちだな、と思うこと頻り。私は十代のころ、能楽にはまっていました。世阿弥の謡曲にのめればのめるほど、南北... 2024.06.15 飛鳥へ
my favorite Swan Song ―我が最愛の葛城磐之媛― 我が家は近鉄ケーブルネットワークに加入してテレビを視聴しています。いつも楽しみにしているのが、『大和の車窓』という運転席からの眺めの近鉄電車路線を30分間延々と流してくれる、ちょっとした旅気分の番組です。『大和の車窓』ⒸKCNこれは橿原神宮... 2024.06.14 my favorite飛鳥へ
飛鳥へ 世間虚仮、唯仏是真。すべて無駄、それでも生きてゆく。 ―私の『日出処の天子』論― 『日出処の天子』 Ⓒ山岸凉子あれはコロナ禍の盛り、2021年でしたか、女性対象の匿名サイトの『山岸凉子作品好きな方』というトピックに参加して、遊んでいました。この手のサイトは玉石混交ですが、ときに玉どころか金脈まで見つけられるので、侮れませ... 2024.06.13 飛鳥へ
my favorite 尊敬するひと ―後醍醐天皇第一皇子 尊良親王― 『将軍家光の乱心 激突』 Ⓒ降旗康男緒形拳さん主演映画『将軍家光の乱心 激突』、この1989年バブル経済末期の作品、ざっくりとあらすじを述べれば、乱心した徳川三代将軍家光が世継ぎの竹千代の暗殺を計画する、それを緒形拳さん扮する刑部を筆頭とす... 2024.06.12 my favorite飛鳥へ
飛鳥へ 彼の孤独は私の孤独 ―うたひじり 柿本人麻呂― 入相桜 Ⓒ小林古径櫻花 開哉散 及見 誰此 所見散行桜花咲きかも散ると見るまでに誰かもここに見えて散り行く桜の花が咲いては散るかと思われるほどに、いかなる人々が、ここに現われては散りぢりに別れゆくのだろう。柿本人麻呂 『万葉集』 12-31... 2024.06.11 飛鳥へ