格別の思い入れがあり、じっくりと腰を据えて書き付けた記事がいくつか生まれ、それら手元で何度も繰り返し確かめるために設けた、ここは、selectionかつcollectionとしての「私のお気に入り」の陳列室。
永遠に、永遠に、永遠に。 ―イスパニア万華鏡―
なにものにも乱されるな なにものにも驚くなすべては過ぎ去るが 神は変わらない忍耐がすべてに至る道神を体験している人は なにも欠くことがない神のみで満ち足りる 『アビラの聖女テレサの詩』高橋テレサ訳 奈良大学通信教育部の学友Tさん、9月末から...
2024.10.26 私もここに鏡を捨ててしまいたい
2024年10月26日、この日は一生の想い出の日となりました。生きてきて、こんなに自然に「幸せ」を感じたことはなかった、本能で「幸せ」と口に突いて出た日は、今日が初めてだったと。 午前は、先週と同じく奈良県吉野郡下市町のKITO FORES...
イスパニアだより
ⒸT.S おはようございます。セゴビア、ローマの水道橋、圧巻です!!アビラ、城壁がすごい、中世カスティーリャに引き戻されますね。 スペインは万華鏡のようにケルト、イスラーム、ユダヤの文化と入り混じっていて、とっても魅力的です。スペイン、行っ...
2024.9.29 古代びとが愛でた藍と金銀の輝き
2024年9月29日、大和郡山市の箱本館「紺屋」へ藍染め体験へ。 ●箱本(はこもと)とは 箱本とは郡山町中の自治組織のことです。地子(※1)免除の特権を与えられた内町十三町(本町・今井町・奈良町・藺町・柳町・堺町・茶町・豆腐町・魚塩町・材木...
シルクロード追体験
去る8月9日から3日間、奈良大学通信教育部の文化財修復学のスクーリングで同席させていただいた学友Tさんの中国シルクロードの旅行記のダイジェストを、拙ブログでの転載をご了承いただきました。紹介文は、なるべくTさんから都度預かった、旅の臨場感に...
シルクロードの夢 返る
ウルムチ 天池 ⒸT.S 文化財修復学で机を並べたTさん、8月27日からシルクロードを旅行中。新疆ウイグル自治区のウルムチからトルファン、新幹線で敦煌へ。Tさん、毎日、臨場感に溢れる現地の写真を送ってくださり、私の西域熱を再燃させていただく...
2024.8.24 吉野山 弔いの道 巡礼の道
さて、モンベル五條店から車で30分、吉野神宮へ。今日は吉野山の頂上近くの奥千本、金峯神社までバスで向かい、そこから下千本の金峯山寺蔵王堂まで徒歩で下る予定。 先ずは吉野山のふもと、吉野神宮の御祭神、後醍醐天皇へごあいさつ。 風車と風鈴、創意...
2024.8.13 万葉挽歌 requiem
Ⓒ平城旧跡歴史公園 Ⓒ平城宮跡歴史公園 2024年8月13日、「万葉挽歌(レクイエム)-人形からみる古の奈良-」を観覧するため平城宮跡歴史公園へ。永瀬卓さん制作の人形について、奈良倶楽部さんのホームページで知って以来、念願のお目見えでした。...
2020.10.11 古代飛鳥の色が目に染みる
2020年10月11日、橘寺と稲淵宮跡のあいだほどの明日香村立部、古代の技法での草木染を体験できる水谷草木染さんへ行きました。 私は染色に興味あれども、小さいころ鳳仙花で爪を染めた程度、本格的な染色はこれが初めて。わくわくどきどきでした。 ...
心の底 しいんと静かな湖
田沢湖 ⒸGoogle 『みずうみ』 だいたいお母さんてものはさしいんとしたとこがなくちゃいけないんだ 名台詞を聴くものかな! ふりかえるとお下げとお河童と二つのランドセルがゆれてゆく落葉の道 お母さんだけとはかぎらない人間は誰でも心の底に...