飛鳥へ 自由、私は自由! ―額田王 誰のものにもならない女― 平安時代の婚姻制度についてレポートを書いていて思ったのは、男も女も生家の実力如何、ということ。 『源氏物語』も『蜻蛉日記』も「女が生きるためには男について考えないといけない」という、もしかしたら今もなお連綿と続く「ああ、めんどくさ」な実情な... 2024.06.10 飛鳥へ
飛鳥へ このごろみやこにはやるもの ―南北朝 悪党と婆娑羅の時代― 私論ですが、『増鏡』の主人公は後鳥羽院だろうな、と。 我こそは新島守よ隠岐の海の荒き波風心して吹け 私こそが新しく来たこの島のあるじよ。隠岐の海の荒ぶる波や風ども、それを肝に銘じ、吹くがいい。 後鳥羽院『増鏡』 配所にあって、この勇ましさ。... 2024.06.09 飛鳥へ
my favorite 2022.5.4 夢の淵へ 吉野宮滝遺跡 2022年5月4日みどりの日、県道37号桜井吉野線を南下し、南に背山と北に万古斧鉞の妹山樹叢を隔てる吉野川に到着。南都吉野の名高き妹背山です。裏道である桜井吉野線を使えば、奈良市街から1時間で吉野に着けます。早朝でもあり、渋滞知らずです。 ... 2024.06.08 my favoriteならだより
ならだより 2021.8.1 飛鳥から吉野山へ 私は四季では夏がいちばん好きで、それは万物の生きる力が漲る様に、その儚さの尊さに、胸を打たれるからです。私にとって夏とは、浸るもの耽るもの。2021年8月1日、飛鳥から吉野へ、遊びに向かいました。 ここは国営飛鳥歴史公園、キトラ古墳周辺地区... 2024.06.07 ならだより
nara university どこまでも広がっていってもいいのだと、私の世界。 奈良大学へ卒業論文の面接指導を受ける前に、ひさびさに東大寺へ。まずは東大寺ミュージアム、私の卒論の題材がここに。 大仏殿、春過ぎてもインバウンドは続き、外国人の多いこと。特にインド系が多い。あまりの暑さに、いつもは徒歩で向かう東大寺も今日は... 2024.06.06 nara university
ならだより 2019.7.14 水の階(きざはし) 2019年7月14日、吉野郡下市町の丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃしもしゃ)へ参りました。水色の幟が壮観。 丹生川上神社は、吉野山中に三社あります。下市町の下社は丹生川、東吉野村の中社(なかしゃ)は高見川、川上村の上社(かみしゃ)は... 2024.06.05 ならだより
ならだより 2018.5.4 天河大辨財天社から吉野山金峯山寺へ 2018年5月4日、天川村に向かいました。村の西部を流れる天ノ川(てんのかわ)。清流には鮎やアメノウオ(あまご)が。 滝の見える露天風呂で有名な「みずはの湯」。菖蒲風呂でした。キャンプ利用者が大勢入湯してきました。この連休、村の東部の洞川温... 2024.06.04 ならだより
ならだより 2024.6.2 吉野桜を封じ込めて 昨日訪れた吉野山、萬松堂さんの銘菓「さくら羊羹」、一晩冷蔵して食べることに。包装箱も、桜の花と筍の皮のほっこりやさしいデザイン。 吉野山峰の白雪ふみわけて入りにし人の跡ぞ恋しき 静御前『義経記』 箱の蓋を開けると、裏は春の吉野山をほうふつと... 2024.06.03 ならだより
ならだより 2024.6.1 桜ばかりが吉野の花ではないのだと 2024年6月1日、吉野山へ。下千本駐車場もシーズンオフで無料開放中。てくてく歩いてまずは大塔宮の吉野三橋のひとつ、大橋。 ここは激戦地だった。大塔宮護良親王、まさに闘う皇子、ですね。 今日は素晴らしい晴天、陽射しは強いのですが木蔭には涼風... 2024.06.02 ならだより
my favorite 2020.2.23 見えない列車を待ち続けて 2020年2月23日、天皇陛下誕生日に訪ねた、奈良県西南部の五條市のレポートです。私のSentimentalな冬の旅、です。 奈良県五條市、五新鉄道、まぼろしの廃線跡があります。このとおり、国道168号線のためにぶったぎられたコンクリート橋... 2024.06.01 my favoriteならだより