2023年2月12日、今年最初の奈良の町へ。すっごく暖かい日、まさに冬日和。
小春日和は、秋の暖かい日に用いる言葉。冬のこの時期の暖かい日は、冬日和と。
さて、向かうは行きつけの古民家居酒屋「とよのあかり すずの音」。ちょっとご無沙汰してしまったのに、お店の皆さん「久しぶり!」と大歓迎。
息子を見て「お兄ちゃん、めちゃくちゃ大きくなったね!」と。
あたたかいおもてなし、嬉しいなあ。
奈良の地産料理も相変わらずおいしいし、もうここでいいんだ、ここらの食事処は。
猫道のような小路に入ると、可愛いお店「帆布といきもの さんなすび」。
たっくさんのモチーフと、たっくさんの色とを組み合わせ、40分待てばオリジナル帆布小物を作っていただけるのです。
主人と息子は既製品の柴犬のキーホルダーとポーチを購入。
鹿のモチーフに後ろ髪引かれた私、再来しようと思います。
いつもの猿沢池。観光客がとても増えて、これは奈良の経済には喜ばしいこと。
近鉄の観光特急「あをによし」。しょっちゅう見るので、これに乗る意志、地元民は削がれるような。
奈良の地酒の販売所「なら泉勇斎」で薦められた御所市の蔵元、千代酒造の『篠峯』。
すばらしい味わい! 辛口なのに柔らかい口当たり、のどごしもすっと溶けるようで、こんなお酒、あるんや!
「なら泉勇斎」のご亭主、「生駒の菊司さんとこの『くらがり越え』飲んだはるって奥さんに聞いたから、絶対に『篠峯』が合うってわかったわ」と。
「ママは素直になんでも人に訊ねるから、トクしてるよな」と主人。
素直に生きたほうが、トクするのはあたりまえ。まあ、人生は損得で動いた方が幸せになるとは、思います。私は綺麗事でものごとを考えないので。
わからないことをわからないと認める。あたりまえのこと。