2021年11月21日、近鉄奈良駅のすぐ近く、ロクメイコーヒー奈良本店へ。いっつもいっつも前を通るのに、店舗に足を踏み入れたのは今日が初めて。
以前からテイクアウトのマグが欲しかったのですが、やっとベストなデザイン見っけ！ 辛子色、実物が最高でした。
マグを買うと、ドリンクをサービスで一杯いただけました。
とってもマイルドで尖ったところのまったくない、おいしいカフェラテ、コーヒー嫌いの息子がごくごく飲み干すほど。
ブレンドの豆も買いました。奈良大学通信の先輩ツツコワケさんがこちらのコーヒーがお好きで、お目が高い、と今更ながら納得。
私は奈良者ですが灯台下暗しそのもので、奈良の良さを看過してばかり。
ツツコワケさん、良いお店を教えていただいて、ありがとうございます。
ならまちの入り組んだ道、フレーバー綿菓子のお店、Pamba pipiへ。
パンバピピとは、スワヒリ語で綿菓子。とーっても可愛いお店です。
綿菓子の種類、たっくさん！ お持ち帰り用の小さめのものを２つ買いました。
ラズベリーホワイトチョコと、チョコバナナ。
これは、おとなには厳しい甘さ！ おいしい、でも目が回る～！
中川政七商店、猿田彦珈琲、㐂つね、それら集合店舗ビルの鹿猿狐ビルヂング。
待合のソーシャルディスタンス、鹿の木製の置物で。
いろいろ眺めて、これが一番こちらのお店らしいかと思った、鹿猿狐おみくじを購入。
末吉ですが、心憎い文言。
殆ど忘れたころに叶う
何も考えていない方が
かえってうまくいくでしょう
ここは、猿沢池にほど近い花街元林院町。ちょっとわかりにくい場所がいい。
餅飯殿商店街の混雑はコロナ禍以前に戻ったよう。
しかし、このVanity Fairも、冬の寒さの訪れとともに失せる。
にぎやかさは、平和のあかし。繁栄も、息災あってこと。
奈良の街を逍遙する、うれしそうな観光客の表情。
どうか皆に幸ありますよう！
山跡邊君之立日乃近付者野立鹿毛動而曽鳴
大和へに君が発つ日の近づけば野に立つ鹿も響めてぞ鳴く
大和にあなた（大伴旅人）が旅立つ日が近づけば野に立つ鹿も寂しげに声を響かせて鳴きます
麻田連陽春（あさだのむらじやす）『万葉集』4-570
「詩経」小雅の「鹿鳴」は、群臣や賓客をもてなす宴会で詠じる歌であるところから、宴会で客をもてなす音楽。また、宴会のこと。
デジタル大辞泉「鹿鳴」
