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2019.11.17 奈良県立民俗博物館 みんぱく秋祭り 

2019年11月17日、奈良県立民俗博物館、通称「みんぱく」の秋祭りに行きました。
みんぱくは、奈良大学学芸員コースの博物館実習でおなじみの施設。

博物館のぐるり、自然豊かな広大な公園内に、実際に住まわれていた奈良県の古民家が町屋・国中・宇陀と東山・吉野と4パターンに分けて移築されています。
平地から山地へと、それがとても和みの風景なのです。

みんぱくまで我が家からは車で20分、蝶を追いかけたりどんぐりを拾ったり、息子の遊び場でもあります。

秋祭り、場所が博物館なので、訪れる大人もこどももおだやかですが、心は浮き立つイベントです。

平城宮跡歴史公園からの出店、遣唐使船の絵付け。
これが息子の本日のお目当て。
なかなか本家でのイベント日に都合がつかなかったのです。

で、絵付けの前に体験した平城京出土の鬼瓦のミニレプリカ制作。形成して焼きあがるのに30分、絵付けの間にできあがり。

右手奥が私の作。左手前が息子作。
土をこねるって、たのしいですね。手が喜ぶと脳も喜ぶ、土には癒されます。

奈良学園前すいれん薬局さん出店の七味唐辛子手づくり。
町屋の古民家で趣きいっぱいの体験。
薬剤師さんたち、胡椒を擂鉢で擂り擂り、縁側までひろがる、とってもいい香り。

息子が「女の人ばっかりだね」と。
参加者は確かに息子以外すべて女性。
「オナゴはこういう魔女っぽい遊びが好きなんだよ、大人になってもね」と私。
で、寒い季節に向けて生姜たっぷりの七味唐辛子の完成。

国中の古民家では焼き芋をほふほふ食べた後、昔遊びに挑戦。
すーごく大きな松ぼっくりに、これでもか! と息子と指導員さん、ふたりがかりでグルーガンで飾りを貼り付けまくるまくる。
男の子はこういう制作、大好きですね。
指導員さんも、少年に戻られたかのよう。

私もついでに作りました、松ぼっくりのクリスマスツリー。
大きいほうが息子作、です。

家の中に今は飾っていますが、このように自然の採光の中のほうが映えるツリーです。

私も早く奈良大学通信の単位を修得して、卒業論文も修了させて、博物館学芸員コースに向かいたい、みんぱくには実習として通いたい、そう祈願した秋祭りでした。