ならだより

2020.10.24 いざ魔を討ち破らん! ―第72回正倉院展―

Ⓒ奈良国立博物館2020年10月24日、第72回正倉院展、開幕。17時からの観覧予約、夕食のブイヤベースを作ったのが失敗、近鉄奈良駅着が16時45分!息子と小走りで奈良博へ向かい、着いたのは16時55分!規約で、観覧時間の30分前からしか待...
ならだより

2020.8.7 よみがえる正倉院宝物 再現模造にみる天平の技

Ⓒ奈良国立博物館2020年8月7日、奈良国立博物館まで出向きました。お目当ては開催中の特別展御大典記念「よみがえる正倉院宝物 再現模造にみる天平の技」。主人は仕事でしたので息子とふたり、曇天で風も吹く、耐えられる暑さの奈良の空の下、だからと...
ならだより

2019.11.11 それはガラスだったかもしれない  ―御即位記念 第71回正倉院展―

今月末から第76回正倉院展が開催されます。それに合わせて、私もこのブログで日間6日間、正倉院展の特集を始めます。寧楽の都は秋が最も似つかわしい季節、1300年前の記憶、紐解く錦秋の季節なのです。Ⓒ奈良国立博物館2019年11月11日、「御即...
workshop

2024.10.6 令和に生きる天平びと

2024年10月6日、平城宮跡歴史公園は秋祭り「平城(なら)のとよほき」のイベントを二日目。ブログを通じてお知り合いになったポンパドールピンクさんが、今日開催される「翳(さしば)づくりワークショップ」に参加されるとのことで、ごあいさつに伺い...
workshop

2024.10.5 吉祥天女の花簪

2024年10月5日、平城宮跡歴史公園は秋祭り「平城(なら)のとよほき」のイベントを二日に渡り開催。初日の今日の午後、日本画家の中田文花先生を講師に「吉祥天女のかんざし彩色体験」のワークショップが開催、満を持しての参加となりました。薬師寺の...
nara university

闇のなかの象

群盲象を評すとは、なかなか辛辣なインドの寓話。盲人の群れがそれぞれ象の一部を撫でて、象とはこんなだあんなだとそれぞれ見解を述べる。「皮膚は硬い」「鼻は長く先細っている」「耳はたいへん大きい」なるほど、象はその通りの特徴です。しかし、それが象...
ephemera

うちの人の好くのはここ(顔)じゃない。ここ(心)でござんす。

“Marquise de Pompadour” François BoucherⒸGoogleアメーバブログのブロガーさんで私が拝読している方はふたり、ジゼルさんと、今日ご紹介のポンパドールピンクさんです。ポンパドールピンクさんは和のカルト...
幻燈

全てを燃やして月を見ていた

智内兄助『春挽糸』 ⒸGoogle私は25歳のとき、良性腫瘍の卵巣嚢腫に罹り、即日入院、緊急手術となりました。そのとき、私の下腹部を破裂寸前まで膨らませていた水と脂にくるまれて、いくつかの歯のかけらと髪の毛のひとかたまりが、まろびでてきたの...
my favorite

イスパニアだより

ⒸT.Sおはようございます。セゴビア、ローマの水道橋、圧巻です!!アビラ、城壁がすごい、中世カスティーリャに引き戻されますね。スペインは万華鏡のようにケルト、イスラーム、ユダヤの文化と入り混じっていて、とっても魅力的です。スペイン、行ったこ...
nara university

晴れて科目履修生へ

ⒸO-DAN2024年10月1日、とうとう奈良大学通信教育部の科目履修生になりました。もちろん留年ということですが、世間一般の留年とは、わけがちがう。私は昨年度の4年生で卒業論文を提出し合格したので、今年度より授業料190,000円免除とな...