my favorite

永遠に、永遠に、永遠に。 ―イスパニア万華鏡―

なにものにも乱されるな なにものにも驚くなすべては過ぎ去るが 神は変わらない忍耐がすべてに至る道神を体験している人は なにも欠くことがない神のみで満ち足りる 『アビラの聖女テレサの詩』高橋テレサ訳 奈良大学通信教育部の学友Tさん、9月末から...
ならだより

2018.3.4 こころざしをはたして

昨日は桃の節句、雛まつりでした。私は次女なので、実家の七段飾りの雛人形は姉のもの。ずっと自分のお雛様が欲しいなと思いつつ、日本人形は怖いので躊躇していました。このお雛様は「みかわ工房」というネット検索でみつけたお店で買いました。ほのぼのとし...
ならだより

2017.12.11 東大寺へ行きました

これからおよそ1か月に渡り、寧楽の都の訪問記を転載します。2024年も残すところ2か月あまり。それまでに、閉鎖したブログの記事を移行し終える予定。これも私の「人生やり残したリスト」の一環で、達成も確定したかと。安堵と満足です。 2017年1...
ephemera

優しき人は今いずこ 教えておくれ

これは息子の5歳のお祝いに作ったオリジナルのオルゴール。たくさんの曲目から息子が選んだのは、セルゲイ・ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第1楽章。その5歳のチョイスに、私びっくり。「『アルハンブラの想い出』とか明るくていいよ」と私が勧めても、...
波斯へ

Golden Road バクトリアと斑鳩を結ぶ道

2021年の年末のこと、古代ユーラシアの金工品についてきちんと調べたくなり、ふと、「そういや奈良大学の図書館って、大学図書館ランキング1位獲ったな」と思い出し、ググってみましたところ、このたび日本考古学協会から6万冊を超える寄贈図書を受入し...
ならだより

2024.10.27 神に逢うては神を斬り、仏に逢うては仏を斬る。

2024年10月27日、ドライブに連れて行けとの息子の希望にて、私にしては珍しく行き当たりばったり、奈良県の東の最北端、柳生の郷へ。 意外や、剣豪の郷、柳生をまともに訪問するのはこれが初めて。あんなにサニー千葉が主演の時代劇『柳生一族の陰謀...
my favorite

2024.10.26 私もここに鏡を捨ててしまいたい

2024年10月26日、この日は一生の想い出の日となりました。生きてきて、こんなに自然に「幸せ」を感じたことはなかった、本能で「幸せ」と口に突いて出た日は、今日が初めてだったと。 午前は、先週と同じく奈良県吉野郡下市町のKITO FORES...
書架

すべては交換である。それも「女」の交換である。

ⒸFreepik 社会人類学の大家レヴィ=ストロースの、弁当箱くらいブ厚い著作を繙く。しかし、翻訳の先生に恵まれているとしても、レヴィ=ストロースの語り口は、とても優しく、あたたかい。たとえその言っている内容がぶっ飛ぶほどの「野生の極み」で...
飛鳥へ

邪馬台国は、どこにでもある。

ⒸAmazon コロナ禍の2021年のことですが、女性向けの匿名掲示板で、またも遊んでしまいました。『日本の古代で気になること』、こんな魅力的な題名、スルーはできませんでした。 葛城皇子は同時代に二人存在した、それは壬生部ではありえない等々...
飛鳥へ

ひとつの傘のもと、みんなで歩いていける。

ⒸAmazon なんで江戸時代が苦手かというと、実にしょうもない理由ですが、昭和に観た時代劇のいくつかが身も蓋もなく残酷だったので。特に、『新・必殺仕置人』で中村嘉葎雄さん演じる鋳掛屋の巳代松が囚われた奉行所で、頭蓋骨を責具で締め上げられて...